「Ansible Night in Osaka 2019.05」に参加してきました。
こんばんは、一般男性です。みなさんAnsible使ってますか?
5/31に大阪で「Ansible Night in Osaka 2019.05」が開催されました。
ありがたいことに登壇の機会を頂けたので、Ansible × Windows のお話をさせていただきました。
なぜ、登壇しようと思ったのか
社外のイベントで登壇するのは、今回が2回目でした。
1回目は今年2月に開催された「Ansible Night in Nagoya 2019.02」だったのですが、率直な感想を言うと、めちゃくちゃ楽しかったんですよ。
楽しかったからまたやってみたい!という気持ちはあったのですが、それとは別に驚きもありました。
それは、自分達のアウトプットに想像以上の人達が反応してくれて、感想やアドバイス(フィードバック)をくれたことです。
・・・正直めちゃくちゃ驚きましたし、感激しました。
大変だったけどやってよかったー!と心から思いました。本当ですよ!
それ以降、アウトプットに対する考え方が変わり、
- 取り組みや成果を積極的に "社外へ" 発信していこう
- 自分は「大したことではないナレッジ」と思っていても、そのナレッジを求めている人がいる(かも)
- 求めている人がいる可能性があるのならば、「発信しない」という選択肢はありえない
などなど、自分でも驚くくらい意識が変わったなと自覚しています。
と、なんだか堅苦しいことを書きましたが、実際に登壇するのが決まるまでは・・・
「大阪でNightやるよ!」
「ええやん!名古屋から近いし行くわ!」
「おっ、Ansible x Windowsの話してよ!」
「やったるわー!」
・・・みたいな。酔っ払ってたのかな、自分。
レポート
当日のアジェンダ
- オープニング by 中村さん(@fideleruuth)
- Ansible 2.8 アップデート by 横地さん(@akira6592)
- Happy Windows Automation with Ansible by わたくし(@aabbss757)
- LT:Ansibleやらかし話 by m.shikaさん
- LT:もっと使える !? Ansible by kobayashiyoshさん
- Ansibleカタリバ!
オープニング by 中村さん(@fideleruuth)
Ansibleユーザー会、人数めっちゃ増えています!
2019.04 時点では3412人、だそうです。約1年で1000人近く増えていますね。
イベント自体も手広くなってきたので、
- 運営支援してくれる人
- アンケート結果をシェアしてくれる人
- セッションで語ってくれる人を探す人
- Ansible飯を企画する人
などなど、サポートしてくれる人を募集しております。 私は今回、僅かながら運営支援をさせていただきました。
Ansible 2.8 アップデート by 横地さん(@akira6592)
Ansibleのバージョンアップは大まかなレベルで追いかけていましたが、Ansible 2.8に関しては従来と比較しても変更点が多かったと思っています。
変更点を調査する時にはCHANGELOGを追うのが主な手段でしたが、中々に大変な作業です。変更点をまとめて頂いた上に、各変更点に対して
- 便利
- 地味に便利
- ちょっと注意
とタグ付けされていたのは非常に助かりました。
機能増えたよ!機能が変更されたよ!ということは把握できても、
「それにより今までと何が変わるのか?」
まで行き着くのは中々大変です。
タグ付けされていたことで、直感的にわかりやすかったです。
横地さんの経験&スキルあってこそ成せる技だなー!と。頭が下がります。
また、セッション内容を事前にブログで投稿されていたので、予習することもでき、 当日は聞きたいことに集中することができました。
事前資料の記事は下記リンク先です。
Happy Windows Automation with Ansible by わたくし(@aabbss757)
私がAnsibleを触り始めて真っ先に取り組んだのが、Windows Serverの構築自動化でした。
当時はAnsible 2.2くらいで、ちょうどWindows対応が盛り上がっていた頃ですね。
その影響もあってか、ネットを彷徨っているとAnsible x Windowsな記事は割と多い印象でした。
- 以前ほど記事を見かけないなー?以前よりも、AnsibleからWindowsってできること増えてるんだよ!
- ネットワーク自動化の勢いに隠れがち?だけど、Windowsモジュールも少しずつだけど増えてるよ!
- Windows Serverの構築、運用でツラミを感じている人、いるでしょう!?Uncomfortableなこと、やめよ!?
これらの想いをシェアしたく、Windows自動化のノウハウも少しずつ溜まってきたいたので、放出してみました。
Ansiblew 2.8ではWindows系モジュールが「16モジュール(!)」増えているので、今後検証をし、アウトプットできればなと思います。
セッションの最後で紹介させていただいた、Ansible AWXネタは以下のスライドです。
(Ansible Night in Nagoya 2019.02で使用した資料です。)
LT:Ansibleやらかし話 by m.shikaさん
「jinja2に悩まされた話」をしていただきました。
ユーザー管理をAnsibleでやろうとしていたところ、スペースを入れてしまったことから、List型がStr型になってしまった・・・
と言うお話でした。
複数行でtemplateを記載する場合の注意すべきポイントですね。
実際にトライしてみてハマったポイントを共有していただけるのは、非常にありがたいです。そのような情報は、探しても中々出てこないものが多いので・・・。
LT:もっと使える !? Ansible by kobayashiyoshさん
「もっと使える !? Ansible」をしていただきました。
・・・すごく、夢のあるお話でした。
Ansibleは便利、だが、ITインフラのみで閉じてていいのか?他に活用できる領域は無いか!?
最近の機器はOSを利用して制御しているので、SSH接続できれば、それらもAnsibleで制御できるのではないか!?
この発想はなかった!(褒め言葉)が、正直な感想です。 普段はITインフラのお守りが主な業務で、Ansibleを活用するのも、ITインフラ・・・と言う認識でした。 組み込みタイプでも使えそうかも?と、新たな気付きを得ることができました。
Ansibleカタリバ!
初の試みです。
参加者同士で語り合う場が欲しかったので、今後もあるといいなー!と思う内容でした。
濃い話は、イベント後の「Ansible飯」でしていたので。
以下のようにチーム分けをし、それぞれ語り合う形式でした。
- Ansible何それ美味しいの?
- Ansibleチョットワカル
- Ansibleバリバリ使ってる
私は「Ansibleバリバリ使ってる(変態チーム)」に参加しました。
語り合った内容をシェアします。
Ansible Galaxyを使ってる事例、あんまり見ないね〜
- 目的のRoleを探すのが大変、困った時の参考に・・・くらいかな?
- 自作のRoleはGitHubでも後悔している人いるよね、そちらに流れているのかも?
yamlのインデント(スペース2つ)にハマる問題!
(ここから、話題が突っ走り始める)
WindowsのモジュールはPowershellだし、なんとかしてExcel操作できるんでない・・・?
- RPA vs Ansibleの構図来るか!?
- Ansible RPAモジュールの登場やー!(夢がひろがりんぐ!)
ところで、AnsibleをRPAだと勘違いする人多いよね?
- AnsibleやRPAよりも、まずは業務を見直してスリム化しようぜ!
などなど、ネタ要素強めですが・・・でもなんか、実現できそうな気も・・・
実現可否は抜きにしても、夢のある話をできるのは楽しいですね!